タイトル:にいがたモノ・クリエイト-世界にチャレンジするモノづくり企業- 2023-2024

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概要

新潟県の企業紹介ガイドブック:にいがたモノ・クリエイト-世界にチャレンジするモノづくり企業- 2023-2024

NIIGATA MONO CREATEコラム?県内産業の高付加価値化に向けて産業は、新潟県の未来の夢を育む源泉です。+α日本のものづくり産業を牽引し、支えてきた新潟の技術力。県内各地で、今後成長が期待される産業への進出が始まっています。本県に豊富に存在する多様な地域資源を活用した再生可能エネルギーのほか、健康・福祉・医療などの産業分野への参入など未来を見据えた技術開発が、積極的に行われています。健康・福祉・医療関連産業少子高齢化の時代においても市場の伸びが期待される分野です。新潟県が潜在的な強みをもつ農林水産業から、観光産業、機械工業、金属加工、サービス産業、IT産業など、あらゆる産業分野で取り組み、さらに異業種連携をすることで、高付加価値ビジネスにつながります。機能性食品等県産農産物を利用した機能性食品、高齢者等が安心して食べることのできる災害食や介護食、新潟米を活用したパン、菓子などの米粉製品、高圧処理を利用した無菌化包装米飯など、多様な消費者ニーズに応える機能を有した食品の開発が活発に行われています。高齢者や小児等でも安心して食べることのできる災害食(亀田製菓株式会社)高圧処理により粘りが増し、ふっくらとおいしい無菌化包装米飯(越後製菓株式会社)医療機器医療現場のニーズと県内企業が持つ優れた技術をマッチングさせ、商品開発につなげるなど、成長産業である医療機器産業への県内製造業の参入を支援しています。熱傷治療技術を応用した在宅介護ベッドシステム(ケイセイ医科工業株式会社)再生可能・次世代エネルギー関連産業再生可能エネルギーを積極的に導入し、エネルギーの多様化・分散化を図っています。地域が持つ資源や自然環境などの特性を活かし、エネルギーの地産地消へとつなげていきます。風力発電本県の長い海岸線と広大な海洋にある風資源を活かした洋上風力発電の導入促進に向けた取組を行っています。幅広い関連産業における県内事業者の事業展開も期待されます。地中熱冬は地中の熱を組み上げてエコ暖房、夏は室内の熱を地中に排出して省エネ冷房を行います。県内事業者により、課題である導入コストを大幅に削減した製品開発などが進められていますので、今後の導入拡大につながることが期待されます。水素の利活用水素は、「エネルギー使用時に水しか発生しない」「エネルギーを水素に変えて貯蔵が可能」「様々な資源から製造可能」であることから、我が国のエネルギー自給率の向上やCO2削減に大きく寄与するものとされています。今後、水素の利活用が広がることで、環境負荷の軽減や県内企業の関連産業への新規参入が期待されます。(新潟県が開発・製造した小型燃料電池バス)26にいがたモノ・クリエイト