LifeStyle

新潟県少子化対策モデル事業「ラブラブ夫婦になるコツ」

2017/03/16

 

出産後、パパへの関わり方に変化を感じていませんか? それは❝あなた❞が変わったのではなく、女性ホルモンの変化によるもの!
女性ホルモンの働きを理解して、ラブラブ夫婦になるために、 今日からできる2つのコーチングスキルを実践してみましょう♪

 

愛情ホルモンこと「オキシトシン」

昔、オキシトシンは「お母さんのホルモン」といわれていました。
赤ちゃんがおっぱいを吸う行為によってオキシトシンが分泌されると考えられていたからです。しかし、最近の研究では母乳のためではなく、「信頼関係を深める」という精神面での重要な効果があることが分かってきました。オキシトシンが分泌されることで、ママは赤ちゃんが愛おしく感じるようになります。だから、若い頃は赤ちゃんが苦手な人でも子どもを産むと赤ちゃんに対する感覚が変化するのです。

 

「オキシトシン」は赤ちゃん以外を敵とみなす

その一方で、オキシトシンは「赤ちゃんを守ろう」という気持ちが強くなり、赤ちゃん以外を「敵」とみなして攻撃的になる作用もあることが分かってきました。
こんなことがありました。穏やかで性格の良い飼い犬が軒下で子犬を産みました。子犬に触ろうと飼い主が手を近づけると、ママ犬は「ウゥ~」と歯をむき出しにして威嚇してきました。もし、飼い主でなければガブリと嚙まれたかもしれませんね。
私たち人間も動物です。産後、パパにイラッとしたり、「近づかないでほしい。」と感じ、つい攻撃的な言葉使いになってしまうことがあります。それは、ホルモンバランスの乱れによって、神経が過敏になっている証拠です。以前なら気にならなかったことが気になってしまい喧嘩が増え、夫婦の間に溝ができて険悪な雰囲気になりやすくなっているのです。
育児に協力的でないパパほど攻撃の対象になり、これが「産後クライシス(出産や育児により、良好な夫婦関係が築けなくなり、最悪の場合離婚にまで至ってしまう現象のこと)」の引き金になるのではないかと言われています。
だから、イライラするのはママにせいでもパパのせいでもありません。自分を責めないでください。オキシトシンの影響による生理的な現象かもしれないのです。

 

ラブラブ夫婦でいるために

ギクシャクした2人の関係を修復するには、コーチング的アプローチがとても効果的です。 コーチングでは過去の「前はこうだった」とか、「あの時、こうしておけば」とは考えません。なぜなら「今」と「未来」が最も重要だと考えるからです。 「今、何ができるかな?」「これからどうしたらいいかな?」と今や未来に焦点を当てると、自然に今からできることやアイディアが浮かんできます。 関係性UPのために今日からできる、とっておきのコーチングスキルを2つご紹介ましょう。

①相手を気持ちよく動かすスキル
「〇〇やって」とお願いするより、困りごとの相談をした方が人は気持ちよく動いてくれるのです。 例えば、「休日の昼間、子どもがぐずって泣くとものすごくイライラしてしまうのよ。掃除とかしたいのにどうしたらいい?」と困った顔で相談をもちかけます。人は頼られると 助けてあげたくなり、さらに助けた人を好きになるという性質があります。「じゃあ、僕が〇〇しようか」と自主的に言ってもらう。そして、してくれたら「ありがとう」と必ず労をねぎらってください。
これでお互いの関係は良好になります。あなただけ頑張りすぎないことです。

②「いいね」の法則
これはパパにも子どもにも、有効な声かけです。ちょっとでも良かったら「いいね」と1日に何回も言います。自分にも頻繫に「いいね」と言ってあげましょう。「ありがとう」や「すごいね」よりずっと手軽で場面を問わず使えるフレーズです。

人には承認欲求があり、欲求が満たされると私たちの気持ちは上向きます。心地よい言葉があると家庭の雰囲気が良くなります。パパとママの良好な人間関係が子どもの成長の土台となります。
このコーチングスキルを実践した結果をぜひ教えてくださいね。

ドクターフキコさん
(一財)教育研修コーチング協会理事長、歯科医師(博士)大学病院でがん治療を経て12年前にプロコーチとなりコーチ養成・教育コンサルタント・企業や大学、小中学校で講師も務めている。「チャイルドライン新潟」を設立し3,000人以上の子どもの声を聞いてメンタルケアに情熱をかける。東京、海外とノマドで自由なライフスタイルで活躍中。